一人暮らしゆらゆら日記

一人暮らし。ゆらゆら揺れている毎日の暮らしと心。

「金継ぎ」ならぬ「白継ぎ」で食器を直せるか?

年末、湯気で故障したスマホは、干しておいたら直りました。
水没系の故障は、米びつに入れておいてもいいみたいね。
スマホって繊細なのか大雑把なのか…。


先週、実家から飲み物を入れて持ち帰ったカップが、子供の頃使っていたものでした。
うちには、処分するとき可愛いからと持ち帰った同じ柄のお皿があります。
並べてみると懐かしいトッポジージョのお食事セット(セーエー陶器)。

考えてみたら半世紀くらい使っていて、昔の陶器は丈夫だったんだなと感心しました。
流石にカップは傷んでいるので、金継ぎができたらなあと思います。

金継ぎ、いつかやってみたいと思うのですが、アレルギー気味の私は、うるしを触るのが怖くて未だトライできていません。


過去に金継ぎの真似事はしたことがあります。
金じゃなくて白継ぎ。
金継ぎはうるしで継ぎますが、人工うるしでお直ししました。

陶芸家の先生と話しているとき、教えてもらったのです。
本当かなあ。
釣りをする人だったから、適当なことを言ったのかもしれないな。
先生は「器が割れたら、金継ぎで直さず、新しいの買って」と言っていたし..。


けれど若かった私は、素直にやってみました。
いい具合に修繕できましたけれど、薬品の匂いがきついのです。
匂いはやがて消えますが、体に悪いと困るので、お皿の裏とか、蓋とか、食品に触れない部分にしか使いませんでした。

カップの手も口には触れないけれど、熱が伝わるのでどうなのかな。


ずっと、食器に使える人工うるしが売り出されればいいのにと願っています。
願わくばダイソーあたりで…。



夕食に食器を使ってみたら、昭和の食卓みたいでちょっと楽しかったw